KING OF PRISM from PrettyRhythm
バレなし
縁があり、少しだけ鑑賞(参加?)する事となった。
全て観ていないのであしからず。
公開日
2016年1月9日
応援上映
噂には聞いていたんですよ。
こんなコラムもあるし。
いやー、すげえ。
内容が無いよう、なのに圧倒された。
超展開で映像が進むんだから脳みそが追い付かないんだよ。
ただ、それが不快じゃないの。気持ちいいのさ。
ダンスバトルしてると思っていたら腹筋が光り輝いてビームを空に放ち、ビームがドラゴンとなって舞い降りてくるんだぞ。
こんなもん楽しいに決まってんじゃねーか。
しかも、応援上映だから歓声(ヤジに近い)も半端ねーの。
キャラクターが「もう話は聞いていると思うが…」と言えば「聞いてないよー!」と数人が叫ぶの。
キャラクターが「じゃあ、お先に失礼します!」と言えば「バイバイ!」「気を付けてね!」「寄り道しちゃダメだよ!」と飛び交うの。
キャラクターが自転車止めてベンチで雑談すれば「自転車気を付けて!」「鍵掛けなきゃ取られるよ!」と注意してあげるの。
なんだよこれ楽しいじゃねーかよ。
映像が超展開で進み、観客もヒートアップ。さながら小さいライブ会場の如し。
映画じゃあない。映画の定義は詳しく知らんが、これは映像作品だと思う。
でも、映像作品でも良いじゃない。皆幸せなんだから。
誰も損していない、とても平和で幸せな上映
映画館側のメリット
・1時間程度の尺で回転率良し
・1600円の固定料金で安売り無し
・観客が満足して素晴らしい笑顔でお帰りになる
観客側のメリット
・疲れすぎない程度にヒートアップ
・1600円の安い価格でライブ感覚が楽しめる
・汗かいた後にみんなで飲む酒がうまい
誰も損していない、とても平和で幸せな上映だよ。
映画館とは何ぞや
映画館とは何ぞや、映画とは何ぞやと考えさせられました。
それと同時に、映画館にはまだまだ可能性があるのだなと心の底からマグマの様な熱い気持ちが沸々と湧いてくるのを感じました。
これ、重低音強めの音響調整すれば平日でも満員になるよなー。
こういったピースフルな作品がどんどん上映されれば、日本の映画業界(興業業界)も明るくなるんじゃないかな。