『メッセージ』
2017年5月19日公開
核心ネタバレは、ありません。
映画館で観るべき映画
よくある宇宙人モノではない。
主人公の言葉から始まる、映画のトリックが明かされるシーンでは鳥肌が立った。
そのシーンから先は様々な情報が洪水の様に押し寄せ、全てを理解しようとしながら鑑賞することになりますが、理解できるととても気持ちが良い。
本作は、音響がアカデミー賞を受賞している。
映画館の音響で観るべき映画である。
『ゼロ・グラビティ』のように、家庭の環境で鑑賞しても感動は半分以下であろう。
ただ、SF映画である為、理解しようとする気持ちが必要になる。
邦画の青春ハッピー映画が大好きな層に見せたら全身に蕁麻疹を発症して悶え苦しむだろう。
第89回 アカデミー 音響編集賞
2017年アカデミー賞で音響編集賞を受賞した本作。
未知の宇宙人との遭遇を描く本作において、宇宙人との邂逅を音響が不気味に演出しています。
耳にしたことのないようなサウンドが鳴り、不安感をこれでもかと煽ってくる。
映像と音響の調和に、ばかうけ(宇宙船)への初潜入シーンでは甚く感動しました。
エンドロールの楽曲も不思議な雰囲気で、本作の雰囲気がビンビンに出ていました。
パンフレットよりも、サウンドトラックが欲しくなるタイプの映画である。
そういう映画大好き。
僕もタコ書道に遭遇した
Twitterで本作のことを「タコ書道」と書いている人がいた。なんと分かりやすい隠語だろう。
そうそう、僕が観に行った映画館にもタコ書道があった。
木目調カーペットなのだが、劇場内そこら中にあった。
コラボだろうか???