兵庫県北、一泊二日の旅
8月22日に開催された城崎温泉の灯篭流しに行ってまいりました。
Z125PROで行くつもりが…ハイエースに
灯篭流しは、夜に開催される。
彼女と城崎温泉に行って日帰りってのはなぁ…と思ったけどもお金は無い。
実は…親父が城崎温泉に別荘を持っている。こうなったら親父に別荘を借りよう。
そんな軽い気持ちでホイホイ実家に行ったら「別荘は自由に使ってもええけど、バイクは危ないから実家のハイエースで行くこと」とお達しが出ました。
「ETCカードもガソリンカードも自由に使え」との事。
人生舐め郎、28歳。
出石町に寄り道
まっすぐ城崎温泉に行くのは勿体無い。
Z125PROでタンデムツーリングに行こうとして嫌がられた出石町に行くチャンスである。
夏の間に出石そばが食べたかったんじゃ!
というわけで、出石町に寄り道。
目当ては、近又というお蕎麦屋。…休業日!
そんなこともある!
じゃあ、出石町へ来る度に行っているよしむらだ!…休業日!
照りつける太陽の日差し。落ち込む僕を励ます彼女の声。
よし、以前から気になっていた沢庵に行こう!…やってた!
葱がたっぷり用意されている。いいぞ、いい店だぞ。
沢庵の蕎麦ですが、一皿目は塩で食べるのがおすすめとの事。
一人前5皿*2人前が到着。
一皿が少ないなぁと思いながらも、繊細でありながらエッジの効いた蕎麦が美しい。
一皿目は、お塩でいただく。おお、蕎麦の香りが凄くたつ。
二皿目は、おつゆで。うん、つゆが抜群に美味い。つゆに負けない蕎麦自体にも驚きを感じる。
僕はつゆがお気に入りだが、彼女は一皿目のお塩にいたく感動した様子。珍しく興奮しているようだった。
あっという間に五皿を完食。貧乏旅行がテーマなのでほどほどに追加注文し、腹七分目でごちそうさまです。
蕎麦湯が出てきたのでつゆを割っていただくと…うっめぇ!
蕎麦湯のこってりとした味わいに爽やかな風味を感じ、これだけで一品が完成した。
蓋を開けてみると…なるほど、キミだったのか。
二人で3800円程度だったかな。
蕎麦も勿論のこと、是非とも蕎麦湯を味わっていただきたい。
こんな看板が目印です。併設の駐車場もありますので市営駐車場に停めなくてもOK。
ぶらり出石町。市役所近くのジェラート屋が良いんだ。
城崎への道中、晩酌用の刺し身を買いにスーパーへ寄り道。
浜坂のスーパーみたいに地元密着感は無く、そこまで安くはなかったのが悲しい。
ハマチの刺し身ブロック200円を購入。それでも安いか。
城崎の蒲鉾屋が当たりだった
晩酌用のアテを買いに蒲鉾屋へ。
城崎温泉をスルーし、城崎マリンワールド近くの二方蒲鉾へ。
店構えがしっかりしていたので値が張るかなぁとビクビクしていましたが…あら、お安い。
海老まんじゅうやタコジャコ等、600円程度を購入。
お会計の際に店員さんが「今日で今シーズン分が製造終了の岩津ねぎ、美味しいですよ」と試食を勧めてくれた。
これが抜群。岩津ねぎにゴマ油が合わさり、素晴らしく豊かな味に仕上がっている。
竹輪で感動したのは初めてだった。
親父へのお土産として購入。自分用に購入しなかった事を未だに後悔している。
来シーズンの楽しみに置いておこう。
城崎温泉着、そして雨
僕は、休みの度に雨が降ります。
出石を歩きながら「こんだけ晴れてたら今日は大丈夫やね」とか思っていたら、甘かった。なかなかの土砂降りだった。
予定より早かったが、晩御飯の海鮮丼を食べに行ったらこれが酷かった。
海鮮丼には髪の毛が入ってるし、あら煮は冷え切ってカチカチで箸が通らない。しびれを切らした彼女があら煮をかじったら「かった…」と皿に戻して笑うしか無かった。
城崎温泉で海鮮丼は食べるべきではないのか。
外に出たら、相変わらず雨が降っている。
出石でたっぷり汗をかいていたので御所の湯へ。
御所の湯を出ると、灯篭流しが始まっていた。
しまった、出遅れた。時既に遅し、灯籠作成に長蛇の列が出来ており断念。
追い打ちをかけるように、ミラーレス一眼のバッテリーが無くなる。
出発前夜に充電したつもりが、充電器がコンセントに刺さっておらずエアー充電だったようだ。
なんたる凡ミス。なっさけねえ。
あまりにも凹みすぎて燈籠流し後の打ち上げ花火を見ずに帰ることに。
城崎温泉の酒屋「坂本屋酒店」で晩酌用の日本酒を購入。
スッキリとした味わい。商品名の通り、風呂上がりに冷酒でやれば抜群だと思う。
二方蒲鉾の蒲鉾達も美味かった。はまちは、それなり。
月2でしか来ん別荘に開けさしの魔王を放置すんなや!常温やんけ!
翌日は、鴻の湯で朝風呂をして帰宅。
毎シーズンくらいの頻度で別荘借りよう。
温泉入って、テレビ観ながら晩酌して寝るだけ。毎シーズンくらいで味わいたい。